イノたまごラボ・あのぶる の「こんなの作ったよ!」

ひとりプロジェクト・イノたまごラボの中の人「あのぶる」がどうでもいいことやよくないことをぶつぶつとつぶやきます。

意識の低いソフトウェアエンジニアがマインドマップTLIの資格を取った件(前編)

序:TLIってなんですか

そもそもマインドマップってなに?っていう方はこちらをどうぞ
マインドマップ(R)とは?

正確には「ThinkBuzan Licensed Instructor」、私が取得したのはマインドマップのもの*1なので「ThinkBuzan Licensed Instructor in Mind Mapping」という資格です*2。単純に「(マインドマップの)公認インストラクター」という言い方もします。

出来ることをざっくり説明すると

  • マインドマップを自分で使いたい人のための講座を公式に開講できる
  • さらに指定されたカリキュラムを満たした講座の場合、受講者に対して対応する修了証を発行することができる

といった感じ。

そう、マインドマップって本来教えるのに資格が必要なんですよ。言ってみればマインドマップ版の教員免許みたいなもんです。
ぶっちゃけごく客観的にいうと起こったこと自体は「TLI養成講座を受講して資格取った」だけ(まぁ実際まだ教えてないし)なんですが、ここに至るまでが私にとって結構な事件だったんです、というのが今回のお話です。

2016/1/9 追記:

「なげぇよ」とお嘆きの方、実際書いている本人も長いと思っているので、お急ぎの場合は後編下のほうの赤字の部分だけご覧ください。
知っていただきたい内容としては実際そこだけで、あとは読み物として楽しんでいただければばと思っています(;´∀`)

blog.innotamago.com

マインドマップ描けなかったんです、私

自分ではそんなに特殊なエピソードだと思っていない(でも聞いたところTLIとしてはかなり珍しいらしい)んですが、私、マインドマップに一度挫折したことがあります。

仕事でひどいミスをしてそのふりかえりと改善案を考えないといけなくて、そのときなんでかわからないけどマインドマップを使ってみようと思い立ったんです。そして正しい描き方もろくに調べないままぼろぼろ泣きながら描いてみたんです。
でも、描き方云々以前の問題として全然描き進められなかったんです。今思うと状況としては当たり前*3なんです、が、当時はそんなこと分かるはずもなく、そのまま「自分には無理なんだ」と思ってしまう訳です。
描き始めてから挫折するまで、時間にして3分。

あと「何この意識高い系っぽいやつ」って思ってました、本当に。私の本質は意識の低いエンジニアなんです。
今でも「ライフハック」とかキラキラした感じのは苦手だし、「意識高い系」って言われると本気で凹みます。*4

マインドマップとの「再会」と普及会運営―もはや巻き込み事故

この辺の話題になると登場人物としてうちの上司がしょっちゅう出てくるのですが、私のマインドマップとの出会いを語る上で絶対に外せないのでしょうがない。

仕事で某Webサービスの運用を担当していたある時、上司が「TLI養成講座を受講するから土日を挟んで3営業日ほど休暇を取るよ(都合5日間の不在、しかもうち4日は日中ほぼ連絡が取れない!)」というので、仕方なく留守番をしていたら次から次へとトラブルが発生。連日泣きながら対応した、ということがありました。*5

休暇明けの上司とその件のふりかえりをしたとき、カウンセリング的にマインドマップを描いてもらっていたのですが、それを見たらなんだかすごい納得感。

  • 自分が発信したことだから、何が言いたいのかは全部わかっている
  • 取り留めなく話したことがわかりやすくまとまっている(少なくとも私にはそう映った)

⇒「こうやって描けばいい」っていうお手本を見せてもらった状態になった
「自分の話したことがマインドマップになった」っていうのがたぶんすごく大きかったんだと思っています。

ここで好奇心に火が点き「もう一度描いてみようかな?」となる私。(TLIになったのをいいことに仕事でガンガン使ってくるだろう、という下心?があったのは秘密)
自宅に何故かあった公式本を片手に、載っていたワークを順にやってみたら「なんかできそう!」となり、調子に乗って初めて仕事で使ってみたのが議事録。ミーティング終了とほぼ同時に完成して自分でもちょっとびっくりしたのを今でも覚えています。*6

ちなみにその時読んでいた公式本はこれ。(翻訳をされている近田さんがTLI養成講座の講師だったので、最終日にこの本を持って行ってサインしていただきました!)

www.amazon.co.jp

そんなこんなで職場で添削を受けつつ少し描けるようになった頃の、件の上司との会話。(抜粋&脚色あり)

上司「マインドマップの普及会を立ち上げたんだけど」
あのぶる「はい、Facebookでいいね!しましたよ」
上司「うん、企画運営よろしく」←既に依頼とか言う次元じゃない
あのぶる「……えっ?」

この時は学生時代の接客業バイト経験とここ数年続けていたITコミュニティのスタッフ経験に心から感謝したものです。

……え、「タイトルが『(前略)マインドマップTLIの資格を取った件』なのにまだ上司しかTLIになってないじゃん」?
すみません、ちょっと長いので後編に続きます(っ;_ _)っ

後編はこちらからどうぞ!

blog.innotamago.com

*1:他にスピードリーディング、メモリーの2分野がある、とは言え単にTLIというとマインドマップのTLIを指していることが多い※体感値

*2:ThinkBuzanはマインドマップの権利管理とかマインドマップを描くソフトを出したりしているイギリスの会社。

*3:なんで当たり前なのか知りたい人はTLIの開く講座を受講してみよう!

*4:大変どうでもいいですが「忙」の字を見て「心を亡くす」とか意識の高いこと言われると「そもそも『忙』の『亡』は『落ち着かない』という意味でもともとは違う字が当てられていてだね」とか聞きかじった知識で反論を始める位には面倒な人です。

*5:「泣きながら対応」は比喩だけど、上司の休暇明けに本当に泣いたくらいには酷い状況だった

*6:直後、上司が無言で「それ見せて」と手を伸ばし、マインドマップとしてのチェックを受けたのは言うまでもなく……