イノたまごラボ・あのぶる の「こんなの作ったよ!」

「イノたまごラボ」はひとり同人サークルのようなものです。今のところ同人誌は作っていませんが、ソフトウェアからイベントまで、心惹かれたものを細々と。

Webの片隅でまほお姉ちゃんへの愛を叫ぶ

この記事は「ガールズ&パンツァー Advent Calendar 2017」の21日目の記事です。

adventar.org

冗談のつもりでアドベントカレンダーを探したらあっさり見つかり、しかも今日の分がまだあいていたことに運命を感じたので書くことにしました。 アドベントカレンダー初参加です。いえーい。 エンジニアなんだからもうちょっと真面目なアドベントカレンダーへの参加の仕方はなかったのか、と言われそうですが、記事は至って大真面目に書いております。 タイトルがありきたりすぎる上に年代を露骨に反映しているのは反省しているのでどうか石を投げないでください。

さて、私はガルパン登場人物の中でも黒森峰女学園戦車道チーム隊長のまほお姉ちゃんが大好きです。でも自分が入学するなら大洗女子がいいです。
彼女はガルパン世界では言わずと知れた主人公・西住みほの姉上ですね。「まほ」の妹が「みほ」なら、さらに妹が出来たら「むほ」って名前付けるのかよ!というツッコミはファンの中でも定番かと思います(独自研究)(要出典)。
きっと先代家元であるだろうおばあちゃんは「かほ」って名前なんだ、そうに違いない。

そんなわけでTwitterでときどきお姉ちゃんへの愛を叫んでいたりします。わたし長女なんですがまほお姉ちゃんの妹になりたいです。一緒にカレー食べたい。
もともと買う予定がなかったシネマティックコンサートのBDも、特典映像が黒森峰コンビのオケ解説と聞いた瞬間に飛びついたくらいです。ただ明日発売日の筈なのですが記事執筆時点でまだAmazonから発送連絡が来ません。悲しいです。

あ、私のことはどうでもいいのでお姉ちゃんの話に入りましょうか。

私は劇場版公開時の「ガルパンはいいぞ」現象のときに観に行ったのがファーストコンタクトだったのですが、まほお姉ちゃんに対する印象っていきなり劇場版から入ったのとTVシリーズから見たときでだいぶ違ってそうだな、と思っています。 少なくとも劇場版で初めてガルパンを観た人が遡りでTVシリーズを観ると、「なにこれお姉ちゃんめっちゃ怖!!!」ってなるんじゃなかろうか。私はなりました。先日公開されたTVシリーズアンツィオOVAの総集編なんかね、OPのあのシーンに雷のSE入ってるからね。ラスボス感にさらに磨きがかかっております。 個人的には劇場版以降の、優しく静かに妹を見守るスタイルが素のお姉ちゃんなんだろうなぁと思っております。TVシリーズではいろいろ因縁(?)ありすぎたね。

さて、お姉ちゃんの所属する黒森峰と言えば「主人公の元の所属校」「戦車道チームの隊長は主人公の姉」「TVシリーズのラスボス」と三拍子揃っているわりに(だからこそ?)主要キャラクター以外の描写が少なく、モブの多さが際立つ学校でもあります。*1

現時点でグッズ展開で登場するのはまずまほお姉ちゃんとエリカさんのみ、みぽりん転校のきっかけに絡んでいる赤星さんは劇場版の時点で未だキャスト一覧にクレジットが出ず*2、みんな大好き直下さんに至っては劇場版まで来ても大洗連合唯一のモブ車長で赤星さん共々見せ場どころかほぼ出番のないまま吹っ飛び、さらにパンターに乗っているのに字幕ではTVシリーズを踏襲する形で「ヤークトパンター車長」と表記されてしまってすっかりネタキャラが定着している感じがします。一方で劇場版で新しく登場した知波単はエキシビションにしか出てないキャラにも名前が付いてエンドロールに載ってたりするのに。最新のドラマCDでとうとうアンツィオの1年生モブにすら先を越されました。映像がないのでよっぽど注意して聞くか声優さんで判断できるかじゃないとどれがどの子なのかさっぱりだけど。ともあれ黒森峰は不遇
モチーフになった国が国なのでどうしても扱いづらいのかなとかメタ考察をしてしまったりするのですが、まほお姉ちゃんスキーとしてはもうちょっと黒森峰メンバーに光を当ててほしいところです。最終章のOPでは赤星さんやモブ子さんたちも登場していたし、今後に期待したいところですね。

というか最終章前半OP超良かったんだけど公式配信マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

それから少し前に劇場版までの登場チーム隊長ズのキャラソンCDが出ましたね。

『ガールズ&パンツァー』キャラクターソングアルバム

『ガールズ&パンツァー』キャラクターソングアルバム

諸般の事情により一旦レンタルで済ませてしまったのですが、とても良かったので特にまほお姉ちゃん推しの人は聴くべきです。ダー様の曲はわりと本来の意味でやばいです。
そもそも曲のタイトルからして意味深すぎる。収録順も意味深すぎる。
みぽりん→ダー様→おケイさん→チョビ子→カッちゃん、ときて次は試合順的にお姉ちゃんか?と思いきや、お姉ちゃんをすっ飛ばして西さん→ミカフキンさん→愛里寿ちゃん、ときて最後にお姉ちゃん。しかもみぽりん曲のタイトルが「I Found My Way」でお姉ちゃんの曲が「Mein Weg und Dein Weg*3」とか直球過ぎて声ひっくり返りそうになったんですけど私だけですかそうですか。
「カラオケすら行ったことなさそうで、戦車道一筋にしか見えないお姉ちゃんがこんな歌うまいの!?(超失礼)」とツッコミたくなるほどの素敵な歌声と優しいメロディと何より妹思いな歌詞にはただ悶えるほかない。本当にキャラクターのイメージからは信じられないほどの歌唱力なんだけど歌っているのは間違いなく「歌が激ウマなまほお姉ちゃん」なのは声優さんの力量だと思った。
とは言え作戦名の案を求められて「ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦」とか言い始めるお姉ちゃんなので、きっと黒森峰が誇る音楽科(※ここから既に妄想)の友達が居て練習に付き合ってくれたに違いない、と思っています。

最終章でのお姉ちゃんは第1話の時点では(ネタバレ自粛)でエリカさんと(ネタバレ自粛)だったのですが、なんか(ネタバレ自粛)が気になるしエリカさんへの(ネタバレ自粛)で今後それがストーリーにどう絡んでくるかが楽しみです。

キリがないので現場からは以上です。

まほお姉ちゃんはいいぞ。

*1:それが創作者の意欲を刺激するのかスピンオフや二次創作で一番盛り上がり、本編登場校の中ではスピンオフオリジナルキャラもおそらく一番多い学校でもあるんですが。

*2:TVシリーズアンツィオの総集編でようやくキャスト一覧に掲載されました、やったね!

*3:英訳すると『My Way and Your Way』