前回の記事ですっかりご挨拶を忘れていました。
あけましておめでとうございます、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
電子はかりの作業を進めたいんだけど、Arduinoで作るかラズパイで作るか他のマイコンボードにするかで盛大に悩んでいるのとアクリル板に穴開けるところで作業が止まってるので今回はタイトルのとおり、盆暮れ恒例になっているキーボード掃除作業のまとめ。HHKB Professionalの人なら参考になるかもしれない。
電子はかりの方は月末には記事を上げられたらいいな。
用意するもの
極力作業で悩みたくないので色々用意してるけど最小構成は★が付いてるもの。
- ★ドライバー
- ★キーキャップを引き抜くための工具
- ネジを保管しておく小物入れか袋
- キーキャップを仕分けるための小物入れ
- ★台所用洗剤
- 洗濯ネット
- 使い古した歯ブラシ
- スムースエイド(ルブ)
- ルブを塗るための刷毛か何か
- ★十分な作業期間(乾燥時間含めて最短3日程度必要)
分解
清掃対象はキーキャップとトッププレートなので、それを基板から切り離すことを目標に分解する。
分解前にキー配置の写真を撮っておくか、自分の持っている製品に対応するキー配列をここで確認しておく。
とりあえずキーキャップを全部外す。小さい箱とかを用意して行ごとにまとめておくと組み立て作業の時が楽、というか刻印あるならまだしも無刻印で適当に管理すると多分大変なことになる。
私はセリアで売ってるこれのSSを6個、ついでにトレー代わりにLを2つ買って使ってます。便利。
次は裏面の目につくネジを外す。Liteと違ってシールを破らないと外せないネジは無し。
開いて基板が見えたらそのネジを外す前にコネクタを外す。コネクタ抜かなくても多分出来るけど抜いておいたほうが楽。
抜くならどっちがどっちなのかマスキングテープとかで目印をつけておくとはかどる。
黙々とネジを外して、基板とトッププレートをバラす。数が多いのでネジをなくさないように。
トッププレートと基板の間にゴムシートとバネが挟まっている。軽い力でくっついてはいるし、取れても所定の位置に置けば動作には差し支えない。が、取れると固定する術がないのでなるべく気を付けて扱う。*1
外したネジをまとめるのに無印のこれがすごい重宝してるんだけど終売品という無情。
清掃
よっぽど酷い汚れでなければ台所用洗剤でOK。わしわし洗ってしまう。
キーキャップは下着サイズ程度の洗濯ネットに1行分ずつ入れて洗うといいかも。
クッション洗濯ネット(柄入、ホーチ型)jp.daisonet.com
100均でよく売ってるA4ラックを使って乾かすと場所とらなくて楽。キーキャップ同士が重ならないように並べて一昼夜くらい放置する。
ルブ
ひと昔前に流行った「スムースエイド」が未だ大量に残っているのでそれを塗っている。使い切れる気がしない…
空にしていたマニキュアのボトルがあったのでそれに入れて使ってる。都合がいいものがない場合は極細の歯間ブラシがいいらしい。
もしくは正攻法としてこういうの。
https://www.yodobashi.com/product/100000001005957261/
キーキャップの方はトッププレートとの接触箇所になる軸外側に塗る。
トッププレート側は軸の可動部分に塗る。隙間には塗れないと思うので塗った後に動かしておくと良さそう。
全部塗ったらなるべく暖かいところに置いて再び一昼夜乾燥。キーボード掃除は一日にしてならず…
組立
分解と逆の手順で組み立てる。キー配列を見ながらやりましょう。お疲れさまでした。
*1:私のヤツはよりによって向きの違うスペースバーのゴムシートが外れている