いい加減何かブログを書かねば…と思い、なんとなくやりたかった2024年に買った漫画のリストを作ってみました。連載ものは1巻を2024年に買ったもののみカウントしています、既に続刊追いかけてるやつとか連載だけ読んでいるやつとか入れ始めたら多分キリがない。 そしてまとめてて思ったけど出会うきっかけがほぼTwitterかニュースアプリという偏りぶりがすごい。
最近の漫画類はだいたいKindle・物理でほしいときは楽天ブックス・単話で読みたいときはLINEマンガ、という構成になっています。Kindle、シリーズ購読すると発売日に自動で決済してくれるの助かるー。ただし出版社がシリーズに登録し忘れていると、作者をTwitterでフォローでもしてない限りいつまで経っても新刊に気付かないという罠がある。
リンクはすべて第1巻のKindle版です。
新しい上司はど天然(連載中?)
妹がこれのアニメ版を気に入ったらしく、地味に話の続きが気になって購入…と思ったのですが、これどうやら作者さんが体調不良で長期休載になっている(※周辺状況からの類推)みたいで、アニメ後半(というか元上司からの避難のための同居以降のくだり)は作者さんのネームをもとに作っているらしい。
しごできだけど天然な上司と、転職してその部下になった主人公を中心としたやさしい世界のコメディです。
ロリータ飯(完結)
多分Twitterで試し読みが流れてきて、気になって買ったんだと思う。
内容としては青春ラブコメなのかな、「ロリータ飯」というくらいなので主人公の食べっぷりが大変気持ちいい。2巻完結なのでさくっと読めちゃうと思う。
赤ちゃんに転生した話(連載中)
多分ニュースアプリで流れてきたのを読んだのが最初だったはず。
わりとタイトルそのまんま、現代日本のとあるおうちの子に転生した元成人男性が主人公の育児系漫画、でいいのかな。赤ちゃんの気持ちを成人の語彙で説明してくれるので大変分かりやすく学びがある。(小児科専門医の監修あり)
ふつうの軽音部(連載中)
多分Twitterの試し読みから。
アラフォー世代の音楽が好きな高校生の女の子が主人公で、高校で軽音部に入っていろいろ頑張っていく青春もの。…いや、なんか「どこが『ふつう』なんだよ!」と突っ込みたくなるような策略が渦巻く軽音部(というか学校を巻き込みつつある?)なんだけども、一方で「自分の学生時代にもこういうことがあった」というコメントが度々見られる程度には異様に高校生活と軽音部への解像度が高いことで定評があります。
そういえばジャンプラ連載なので少年誌ベースの媒体なんだけど主人公側が女子・ライバル側が男子だ、というのをコメントで見て気付き、ちょっと面白いなーと思ったりする。
次にくるマンガ大賞2024のWebマンガ部門で1位を取ったのをリアルタイムで見届けることができました。
既読の方でまだこの動画見てない方はぜひ観てほしい(私は今日知った)、文化祭ライブの話を読んだあとに見ると大変アツいです。
株式会社マジルミエ(連載中)
競プロ同好会のもくもく会でべーた(@beta_chelsea)さんに「これ、魔法少女モノと見せかけてお仕事モノなんですよ!」とご紹介いただき読み始めました。こちらもジャンプラ連載なのですが初回無料を使って一気読みしてドはまりした覚えがあります。
ご紹介のとおり「魔法少女」が職業として存在する世界のお仕事の様子を描いた話で、そんな世界でも問題を解決するのは「急に目覚める不思議パワー」みたいなのではなく、努力だったり段取りだったり…というところがやっぱりお仕事モノのお話なんだなーと思ったります。
気になる方はいま連載が絶賛クライマックスなのでぜひ追いついてください!!!!
眠れぬ夜はケーキを焼いて(不定期?連載中)
漫画というよりはコミックエッセイなんだけども、pixivコミックで読めるからいいかしらと思いリスト入り。いい感じにしっとりしたエッセイにお菓子やちょっとした軽食(中には限界レシピみたいなのもある)のレシピが添えられている本。なんともおいしそうで作りたくなるというよりは食べたくなる…
狐の窓~ゆるっと怪異~(連載中)
妖怪専門の探偵事務所で助手をする人間の主人公が「狐の窓」という「御呪い」を覚えて、人間社会に混ざって暮らす妖怪たちと交流していたら…というお話。 物語の冒頭で「(安易に)使用するには危険な術」という前置きがあるのにどんどん使うから、こっちがちょっとドキドキしてくる…!
29時の朝ごはん~味噌汁屋あさげ~(完結)
これ何で見たんだったかな…ニュースアプリかな。
歌舞伎町で早朝に開く味噌汁屋を舞台にしたお話。 場所柄もあるのか、それぞれ事情を抱えたお客さんとのやり取りがメインのストーリー。 基本ほのぼの系かと思いきや、最終巻はお店を営む主人公「姉妹」自身の過去に触れる流れに。(話の流れでいわゆる「胸糞案件」的な方向性のトラブルが発生しますが、最悪の事態にはならないです*1 )
マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~(完結)
多分ニュースアプリで見たんだと思う。
ふとしたきっかけで同じジャンル(いにしえの乙女ゲーム)のオタク同志同士であることが分かった上司と部下が仲良くオタ活に勤しむ話。マキさんが上司でマミちゃんが部下です。
初めはマミちゃんに導かれる形でおっかなびっくりで同人誌即売会に参加していたマキさんでしたが、少しずつ素直にオタ活を楽しめるようになっていく流れをはじめ、物語全体のテーマは「許し」であるとのこと。
とは言え基本的に「オタクあるある」ベースのほのぼの系で進んでいくので安心して読めます。
キャンドルと魔女
これも多分Twitterの試し読みが流れてきたと思われる。
何か訳ありげな幼子の「魔女」が悪魔の「キャンドル」と出会い、若干過保護の気がありつつも年相応に甘やかされる話。全体的にわりとダークな世界観で、強い力を持つ「魔女」の女の子を巡って血は出るし首は飛ぶしなのでご注意を。
話が続きそうな気配はあるのだけど、後続の話が溜まったらまた新しいのが出るのかな…?
オタ婚のススメ!(連載中)
同人活動に打ち込む女性と漫画家になりたい男性がお見合いで出会い、お互いの利害の一致から周囲に対しての「偽装結婚」という形で結婚生活を送る話。燃え上がるような愛はないが、「チーム」としての信頼を作り上げていくタイプの話と見た!
おそらくニュースアプリで見かけたのが1巻の販促か何かだったようで、次はまだかと首を長くして待っていたらどうやら来月2巻発売のようです。楽しみー
クジラの子らは砂上に歌う(完結)
多分Twitterに試し読みが流れてきたやつ。
「泥クジラ」という砂の海を進む(ひょっこりひょうたん島のように実際に動く)島とその住人による冒険の物語。 1巻のあとがきには「『種屋(=ネタ屋)』さんで入手した日記をもとに描いた」と説明があるのですが……本当の話なのか、そこまで含めて物語なのか、想像が膨らみます。
鬼桐さんの洗濯(連載中)
これも多分ニュースアプリで試し読みの記事が流れてきたんじゃなかったかな… 年末に買って勢い余って既刊コンプしたやつ。年末年始の休みはずっとこれ読んでた。 「グルメもの」みたいな意味合いで「お洗濯もの」と呼んで差し支えないだろうという感じのお話で、どういうことかと言うと作者さんの取材が高じてクリーニング師の資格も取ってしまったほどのお洗濯ガチな感じのやつです。 ついでに勢い余って作者さんのBoothでグッズとお洗濯本買っちゃいました。ヨモダさんかわいいよヨモダさん。
作中いろいろな謎が解明されてきたけど、まだまだ気になるところが多い鬼桐さんワールドの続きが楽しみ…!
竜騎士専門学校
何で見かけたのか分からない程度には以前からTwitterでフォローしていたほたてぃーのさんの作品。(同人誌はわりと多く出されているのですが、商業作品はこれが初めてかもしれない)
竜騎士となるために専門学校に通う、竜と人との交流を描いたかわいらしい絵柄のほのぼの系日常ファンタジー(???)という感じです。竜も人も生徒も先生もとにかくかわいい。
個人的イチ押し
どれもとても面白かったですという前置きをしつつ、強いてイチ押しを挙げるとしたら…ということで4作品を選んでみました(矛盾)
- ふつうの軽音部
- 株式会社マジルミエ
- クジラの子らは砂上に歌う
- 鬼桐さんの洗濯
下書きのときは3作品だったんだけど、やっぱりもう一つ外せなかった…!
*1:微妙にネタバレになるので説明がむずい