HHKB Professional JP用のMac対応用キートップを手に入れた
ここから3年近くかかってようやくです。
この記事工作ジャンルに入れたけど工作したのは私じゃなくて遊舎工房さんなんだよなぁ。
TL;DR
悩んでいる間に開始された遊舎工房さんのHHKBキーキャップ刻印サービスを利用しました。
所持しているJIS配列に対して刻印サービスはUS配列のセットのみですが、今回欲しかったキーはその中でなんとか融通できました。わりと満足しています。
US配列で使う場合もそうですが、今回は特にUS配列向けのサービスを無理やりJIS配列のキーボードで使っているので、入稿データでミスしても自己責任です。
HHKBキーキャップ刻印サービスshop.yushakobo.jp
完成品はこんな感じ。
ついにきた!!!
— あのぶる+@リングフィット中の🦥㌠ (@thatblue_plus) 2021年12月7日
この配色が洒落てるかどうかは別として満足度は高い pic.twitter.com/ITRdaJzi27
刻印のデザインを作る
イラレで入稿データを作ります。
刻印サービスの商品ページの下のほうにテンプレートがあるので、必ず注文時点の最新版をダウンロードする。これに限らずですが文字のアウトライン化を忘れないように。
HHKBキーキャップ刻印サービスshop.yushakobo.jp
US配列を使っていればそのままデータを作っていけばよいのですが、今回のケースのようにJIS配列向けにキーキャップを融通したい場合は注意点がいくつか。
- どう融通してもUS配列に存在しないため作れないキーキャップがある
- Enter、左Shift*1は完全に無理
- スペースバーも一致するキーはないが、隙間が出来て若干不格好かつ凹んでいるキーで妥協できそうであれば2.25Uの左Shiftを使う手はある
- 1Uのキーも全部のキーを網羅するのは無理
- R4(Escキーの列)は網羅できるが、R1~3は全体的に少しずつ足りない、特にR1の機能キー類が軒並み1Uなので不足する
この条件にかからない範囲でなんとかする必要があります。
今回入稿したデータはこんな感じでした。
今回のメインは以前の記事のとおりR1の機能キー類。加えてカーソルキーと、ここだけは刻印の視認性が悪いとなんか使いづらいなって思った数字キー。 あとはなんか格好良くなるかなって思って作ったホームポジションのFとJ、Escキー類とバランスが取れるかなとDELキー。 一部だけ差し替えるならガラッと違うものにした方が締まるよねってことで白のキーキャップセットを選びました。
入稿データが準備できたらオンラインショップで決済すると概ねそっこーで入稿データの送付依頼メールが来るので、返信でデータを送付。
データチェックのあと、担当者さんからOKがもらえたら届くまで待つだけ。
完成品到着からの取り付け
上記のデータから完成品を実際のキーボード(JIS墨・一応刻印あり)に取り付けたのがこちら。
白のキーキャップセットは白一色じゃないのでDELキー・英数キー・かなキーの色に地味にこだわってみました。
TabとShiftキーの印字をしているのに実際には使っていないのは、左ShiftがUS配列の右Shiftでワンチャンいけるんじゃないかと思って見事に撃沈したから。(そしてなんでCAPSキー作ったんだろう… )
感想としては冒頭の埋め込みツイートまんまなのですが、この配色が洒落ているかどうかは置いといて結構本人の満足度は高いです。数字キーの視認性を上げたのは地味に利便性上がると思うんですが今後の使い心地に期待したいと思います。
EscとControlは先日HHKB25周年記念で発売されたこちらを使用しております。都合、手元には使用中のものを含め6組のEscとControlキーが存在することに…😇
*1:US配列側に2Uのキーが存在しない